Total Pageviews

Monday, April 29, 2019

NOAAとNASA、次期太陽活動(サイクル25)の初期予測を発表

 Solar Cycle 25を予測するための国際委員会の共同議長を務めたNOAA と NASAは、2019年4月5日に、次期太陽活動であるサイクル25について、初期予測を発表しました。同委員会で得られたコンセンサスは以下のとおりです。

  • サイクル25の規模はサイクル24とほぼ同じだろう。
  • ピークの黒点の最小数は95で最大が130で、黒点数のピークは2023年より前に出現し、2026年より後に出現することはないだろう
  • 2019年7月までには、サイクル24は終了し、サイクル25が開始するか、開始が遅れたとしても、2020年9月を超えることはないだろう。
 
 なお、同委員会は、2019年末までにより詳細な予測をおこないたいとしています。


Activity Image


 同委員会の共同議長を務めた、Space Systems Research Corp.の太陽物理学者であるリサ・アプトン博士は、「サイクル25はサイクル 24と非常によく似ていると予想しています。私達は、サイクル25がサイクル24と同程度の大きさになるのは、ほぼ間違いないだろうと考えていますが、つまりこれは、サイクル21-24の間に起こった黒点数の振幅が小さくなっていく現象が既に終わっていると考えているわけです。また、サイクル25がマウンダー極小期に近づいているという兆候は現在得られていません。」と述べています。

Activity Image
リサ・アプトン博士
サイクル24のボトムは今年限りの可能性が高そうですね。私は、中波DXを積極的に楽しんでいこうと思っているところです。

Wednesday, April 24, 2019

A minor problem of RADIWOW R-108 has been fixed by RADIWOW

RADIWOW R-108が抱えていた一つのマイナーな問題が解決されたようです。
    
Today I got an email from RADIWOW Staff, and RADIWOW has fixed a minor problem of RADIWOW R-108. The minor problem was tick-tick noise heard in MW and AIR band. According to the email, the latest R-108 doesn't have this problem.

 本日、RADIWOWから一通の電子メールが届きました。そのメールによると、中波とエアバンドで聞こえていたチッチッというノイズ音が出るマイナーな問題は最新のR-108では出ないように改修されたとのことです。

   He also proposed to send the new fixed R-108 to me and asked me to check the model.  Of course, I agreed. The staff also want to know the symptom of strange attenuation on MW band after pushing the band selection button cyclically once. So I sent an email to tell him about it in detail, and one of the Japanese radio hobbyists could fix it by attaching a capacitance and cutting a specified circuit pattern.

 RADIWOWからのメールには、その改修後のR-108をこちらに送るのでぜひテストして欲しいという依頼も書いてありましたので、私は了承しました。RADIWOWは、また中波帯において、バンド選択スイッチを一巡して押すと奇妙なアッテネーションが発生する件についても詳細を知りたいと言ってきたので、その現象の詳細と、日本のラジオ愛好者の方々の中の一人がコンデンサーの追加と特定の回路パターンのカットによってこの問題を解決されていらっしゃることを伝えてあります。

   I will report about the new R-108 when it arrives at me.

 改修されたR-108が届きましたら、動作の様子等をまたレポートします。

A minor problem has been fixed on the new R-108.

Wednesday, April 10, 2019

How to Install LMH6702 macro model to LTspice XVII


-----How to set up a new opamp model to Ltspice XVII-----
1. Download the opamp macro model from its manufacturer.
2. Put .lib or .mod file of the opamp to C:\Users\Username\Documents\LTspiceXVII\lib\sub
3. Make .asy file of the opamp by using opamp2.asy and put it to
C:\Users\Username\Documents\LTspiceXVII\lib\sym

You can get the SPICE MODEL of LMH6702 from here. 

This is a comparison of open loop gain characteristic of LMH6702 between Ltspice XVII and Datasheet. The absolute values don't match but the relative value of the gain and phase and the position of poles are almost the same. 


(ロシア公式)ロシアビザセンターが東京都港区に設立されたとのこと

 これまでロシアへの旅行のためには観光ビザを取得する必要があり、関東在住の方は、旅行代理店にビザ(査証)取得を旅行代理店に有料で頼むか、自分で東京都港区の在日ロシア大使館で必要書類を添えて申し込みをする必要がありました。ただ、在日ロシア大使館の場合は、申込出来る時間が土日、ロシアの祝日以外の午前9時半から午後12時半の3時間しか枠がなく、観光シーズンが近づいてくると申し込みに行って並んでも受付されなかったということもあったようです。(僕はこれまで夏と冬に合計3回モスクワに観光に行くためにビザ申請をしましたが、朝10時前に行ってあまり待たずにビザ申請ができています。)

 ロシア・ビヨンドの記事によれば、この申込時の不便を解消するために、このセンターが開設されたとのこと。この(ロシア公式)ロシアビザセンターは、同じ港区の銀座線・溜池山王駅の近くにオープンしています。しかし、このロシア・ビヨンドの記事に挿入されている写真は、港区・溜池山王ではないですね。渋谷の交差点です。

  (ロシア公式)ロシア・ビザ・センター
     (ホームページはここ
  インターリンク・ジャパン合同会社
  郵便番号107-0052
  東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビタシオンビル7F
  (英語名はAKASAKA HABITATION BLDG)
  ※Google mapsのストリートビューはこちら 

  住所の英語表記
  Russian Visa CenterINTERLINK JAPAN LLC
  Floor 7, Habitation bldg., 1-3-5 Akasaka, Minato-ku, Tōkyō-to 107-0052, Japan


予約後に、同センターに行って申込することも可能ですし、郵送によるビザ申込受付、パスポート返却等もしてくれるようなのですが、全てに手数料(最低でも4500円)がかかります。さらに郵送サービスを使うとプラス6000円かかるようです。さらにSMSサービスというものがあり、追加200円を払うと、パスポート返却時期(ビザ発券が完了したこと?)を通知してくれるサービスがあるようです。(同センターの英文説明読んでも良くわかりません)郵送サービスで6000円は....ちょっと高すぎると思いますね。人件費は高くつくなあ。

残念ながら、同センターのホームページの完成度は低く、英語と日本語がチャンポンで、一般の日本人観光客がこのページを参照しながら申し込みをするとはちょっと思えない。僕は、一回くらいは、試しで使ってみようかなとは思っていますが、なんだか、同センターのホームページの完成度は低いし、予約ページも動いていない様子(2019年4月10日現在)(4月10日の日中から予約ページは動作しているようです)なのでおそらく、これまでどおり、同じ港区の飯倉交差点の近くにある在日ロシア大使館で申込をし、11営業日以降に受け取りに行き手数料無料で取得することになると思います。

ちなみに、同じ港区の赤坂には、老舗のビザ申請代行業者、ロシア ビザ センターがあり、こちらと名称が似ていることから、ロシア観光を希望する日本人はちょっと混乱するかも知れませんね。


Sunday, April 7, 2019

Night'n Day Globe 修理完了

 土曜日の夜、ebayで購入し、アメリカテキサス州の方から送られてきたNight'n Day Globeの修理に取り掛かりました。症状はギアが回転していない。地球儀内部のLEDランプが点灯しないというものでした。メールで売り主に問い合わせをしたところ、「送る前にはちゃんと点灯したし、回っていたよ。」とのこと。28日間かかって日本に届くまでに振動等でどうやら故障した様子です。あちらの運搬は手荒ですからね。また、この地球儀の販売元のELENCOにもメールをし、担当エンジニアを紹介してもらいましたが、問い合わせのメールを送っても返信がありませんでした。ディスコンものですからね。自分で修理するしかありません。


というわけで午後10時過ぎから作業開始。これがギア部です。真ん中のソケットがLEDランプの接続部分です。このギアは、多段構成になっているのですが、段間の高さ調整の黒い輪っかの数の記録を間違えて、組み直し時に悶絶する羽目に。


横から見たところ。このギア間の黒い輪っかの数の記録を間違えました(笑)。


これが、日中エリアを照らすためのLEDランプ。真ん中の目玉焼きのようなものがそれです。

これが、LEDランプの電源コネクタ(メス)部分、ミニジャックのようなコネクタになっています。先端の黒い部分の中心のコンタクト(メス)の部分がプラス、そして黒い部分より上の外周がGNDです。まあそうですよね。基板上のLEDへ向かう端子には電圧が9V近く出ていました。電源電圧はOKの様子。ならばコネクタの接触か?


そしてオス側がこちら。この写真の中央の銀色の電極がGND接点なのですが、これが板バネのようになっており、差し込まれたLED側のGND領域と接触するようになっているのですが、ここしか接触ポイントがなくさらに、この板バネがバカになっていて接触不良となっていました。やれやれです。



板バネ上の部分を押し込んで、接触不良を治して、LEDの点灯テスト。見事まぶしいくらいに点灯しました。


こちらが、モーター制御の回路です。この回路とギアによって、地球儀が一日一回転するようになっています。基板のフォントから、中華製の雰囲気を感じます。ICの型番は消されています。この基板がお亡くなりになると、まともに地球儀が回転しなくなるのでしょうね。少し心配です。




再度、組みなおしで電源を入れると、モーターがゆっくり回り始めました。どうやらコネクタの接触不良だったようです。地球儀の組み直しに取り掛かります。

おっと、オーストラリアのシドニーの部分に、キャプテンアメリカのシールが(笑)。この地球儀を売ってくれたテキサス州の方とのやり取りでオーストラリアに住んでいた頃の話題も出てきたので、当時おそらくお子さん?が貼ったものかと。ニヤニヤしながら爪で丁寧に剥がしました。


英文の取説を斜め読みしながら、組み上げて、時刻調整をしてようやく完成です。午前3時半頃の話(笑)。いい感じですね。ギア音もとても静かです。


DX Atlasと比較してみます。どうやら、DX Atlasのグレイラインの日中との境界付近と、この地球儀の日中と夜の境界が一致するようです。




こちらが、午前5時6分過ぎの様子。こちら神奈川も空が明るくなってきました。(グレーラインの中にいます)北海道はもう夜明けですね。きちんと地球儀も回転しているようです。あぁ良かった! でも夜が明けてしまった! 一寝入りして、常置場所を考えることにします。中波DX用のインテリアとして活躍してくれることでしょう。


この地球儀を眺めながら聴く曲は、今回はこれ。キャサリン・マクフィーのナイト・アンド・デイ。艶っぽいですね。


Tuesday, April 2, 2019

Ebay経由で中古のグレーラインが観察できる地球儀をゲットしたけれど

 Ebay経由で、米国テキサスの方から、 Night'n Day Real Solar Time Rotating Globe を購入しました。この地球儀は、地球儀内部からランプで地球上の昼夜の部分を照らしわけながら、回転するユニークな地球儀です。中波DXを楽しんでいる自分としては、グレーラインの変化を地球儀上で観察して楽しんでみたいと思い購入を決意したのでした。

 この商品は既にディスコンとなっており、一般の販売店では入手が出来ないものです。もともと、米国内にしか配送しないということだったので、Shiptoにアカウントを作り、自分専用のアメリカ国内の住所(といっても、Shiptoの荷物用倉庫の住所)を作って、そこに送り、そこからShipto経由で佐川急便で日本国内の自宅まで送ってもらいました。
 
 この商品の値段は、新品で196ドル(約22000円)なのですが、中古品として36ドル(約4000円)と格安でした。Shiptoの中継配送サービスは、良く出来ており、テキサスからカリフォルニアの住所に届くと、届いた状況の写真を送ってくれます。さらに、バブルラッピング(プチプチ)で包むことや、割れ物注意のシール(FRAGILE)のシール等も格安で応じてくれます。カリフォルニアから日本の自宅までの送料は、梱包の追加チャージ含めて約85ドルでした。(約9500円)。箱のサイズは、40cm×40cm×40cmと決して小さくないし、送料としてはまあこんなものでしょう。

Ebayでの決済後から品物が届くまでは次のとおりでした。結構かかりましたね。

3月06日  テキサス州から配送
3月19日  カリフォルニアのShiptoに到着
3月25日  Shiptoの倉庫から日本に向けて配送
4月02日  配送完了

トータルで28日かかったことになります。テキサス州からカリフォルニア州までの移動
に時間がかかったのは、当時アメリカ国内は大雪のところが多く、輸送状況が悪かったようです。

届いた時のパッケージの様子はこれです。Shiptoはきちんと厳重に包装してくれています。また割れ物注意(FRAGILE)シールも全ての面に貼ってくれています。Shiptoは
配送業者として、なかなか信頼できそうです。


で、届いた中身は、こちら 中古なので箱は結構ボロボロです(笑)。


そして、中身を組み立てたものがこれ。


 同梱されているACアダプターを接続し、スイッチを入れましたが......。

動きませんでした。orz... 

ebayにアップされている写真では、点灯していたんですけどねえ。モーター音が微かに聞こえていますが、ギアは回りません(涙)。

 本当はこんな感じで動くのですが...。orz..


 さっそく、テキサスのこれを売ってくれた方にクレームのメールを一本。さらに、この商品は既にディスコンではありますが、販売元のELENCOに、メインテナンスに関する資料やパーツが残っていないか等の問い合わせメールを送りました。まあ機構的には大したことは無いので、うまく分解できればどこが故障しているかはすぐに判明し、修理も可能と思っています。幸い歯車等は破損していないので。

でもめんどくさいなあ(苦笑)
 
 修理が終わったら、またご紹介したいと思います。

The name of new imperial era of Japan

   In this late morning today, the Japanese government released "令和"(Reiwa), the new imperial era following the current era 平成(Heisei).  This new imperial era is going to be enforced from this May 1st when the Japanese prince, Hironomiya-sama (Naruhito) crowns to the new emperor on the same day.

Chief Cabinet Secretary Yoshihide Suga announced the name of the new imperial era on April 1st.
https://www.kantei.go.jp/jp/content/000039556.jpg

  The BBC reported this news on its web page and said that "令(Rei)" can mean "commands" or "order", as well as "auspicious" or "good". Some of the Japanese media reported that BBC interpreted "令(Rei)" as "秩序(order)".

   If foreign people understand the meaning of "令"(Rei) as "order(commands) " as their first recognition, I want to say that might not be appropriate. This time, the Kanji "令(Rei)" is quoted from the poetry of 万葉集(Manyoshu) that is the oldest existing collection of poetry compiled sometime after AD 759 during the Nara period.

   I am felling the meaning of "order(commands)" in contemporary western style might have some portion of definitions like powers to force people to obey by the weapon or very strict, ruthless and one-sided rules. Is my understanding correct?  I would say that order(commands) in the style has something like artificial means.

The poetry of Manyoshu where "令(Rei)" is quoted is as follows.

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」

”しょしゅん の れいげつ にして き よく かぜ やわらぎ、うめは きょうぜん の こ を ひらき、らんは はいご の こう を かおらす”
How to read this Japanese poetry is "Shoshun no reigetsu nishite ki yoku kaze yawaragi, Ume wa kyouzen no ko wo hiraki, ran wa haigo no koh wo kaorasu".

   This poetry includes some old kanji that is not used in our daily life. However, let me try to interpret this old poetry in contemporary Japanese for my foreign friends.

   " It is a good month of auspicious early spring when a lot of things getting done. We are feeling comfortable wind and atmosphere. Plum is fully blooming like cosmetic white powder at a mirror stand, and orchid is expected to be very fragrant for a long time." 

   I want to say, "令(Rei)" used in the new imperial era"令和" doesn't mean "order (commands)" but it means auspiciousness including admiration and awe for nature.
   According to a Japanese linguistics Hideho Kindaichi, "令(Rei)" has an old meaning as a divine revelation from God. I think most of Japanese feel nature as something like God even though most of us in Japan don't usually do any worships in our daily life.  I also found another meaning of "令(Rei)" as the law making the foundation of the rule of life in ancient times.

   I can't help but feel that we Japanese have a familiar pious feeling for nature as God that appears in old Japanese tales. It is difficult for me to explain it with languages even though in Japanese. I think this non-artificial, non-linguistic and nameless feeling like air is a root of "order" that Japanese has in their mind and  I think this feeling is included in the Kanji of "令(Rei)".

   I believe that Japanese people and other foreign people are all the same even though we have different cultures and religions and lifestyles. I have felt this feeling among a lot of my foreign friends whom I met in Japan and many foreign countries. So I want to expect that there is the same concept of "令(Rei)" in everybody's mind to a certain degree regardless of nationality.  We might have difficulties to recognize this non-linguistic feeling mutually due to the limit of cultural framework, but when we have "A-ha" moment regarding this concept mutually, I believe that we can bury the stupid war forever.