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Sunday, April 7, 2019

Night'n Day Globe 修理完了

 土曜日の夜、ebayで購入し、アメリカテキサス州の方から送られてきたNight'n Day Globeの修理に取り掛かりました。症状はギアが回転していない。地球儀内部のLEDランプが点灯しないというものでした。メールで売り主に問い合わせをしたところ、「送る前にはちゃんと点灯したし、回っていたよ。」とのこと。28日間かかって日本に届くまでに振動等でどうやら故障した様子です。あちらの運搬は手荒ですからね。また、この地球儀の販売元のELENCOにもメールをし、担当エンジニアを紹介してもらいましたが、問い合わせのメールを送っても返信がありませんでした。ディスコンものですからね。自分で修理するしかありません。


というわけで午後10時過ぎから作業開始。これがギア部です。真ん中のソケットがLEDランプの接続部分です。このギアは、多段構成になっているのですが、段間の高さ調整の黒い輪っかの数の記録を間違えて、組み直し時に悶絶する羽目に。


横から見たところ。このギア間の黒い輪っかの数の記録を間違えました(笑)。


これが、日中エリアを照らすためのLEDランプ。真ん中の目玉焼きのようなものがそれです。

これが、LEDランプの電源コネクタ(メス)部分、ミニジャックのようなコネクタになっています。先端の黒い部分の中心のコンタクト(メス)の部分がプラス、そして黒い部分より上の外周がGNDです。まあそうですよね。基板上のLEDへ向かう端子には電圧が9V近く出ていました。電源電圧はOKの様子。ならばコネクタの接触か?


そしてオス側がこちら。この写真の中央の銀色の電極がGND接点なのですが、これが板バネのようになっており、差し込まれたLED側のGND領域と接触するようになっているのですが、ここしか接触ポイントがなくさらに、この板バネがバカになっていて接触不良となっていました。やれやれです。



板バネ上の部分を押し込んで、接触不良を治して、LEDの点灯テスト。見事まぶしいくらいに点灯しました。


こちらが、モーター制御の回路です。この回路とギアによって、地球儀が一日一回転するようになっています。基板のフォントから、中華製の雰囲気を感じます。ICの型番は消されています。この基板がお亡くなりになると、まともに地球儀が回転しなくなるのでしょうね。少し心配です。




再度、組みなおしで電源を入れると、モーターがゆっくり回り始めました。どうやらコネクタの接触不良だったようです。地球儀の組み直しに取り掛かります。

おっと、オーストラリアのシドニーの部分に、キャプテンアメリカのシールが(笑)。この地球儀を売ってくれたテキサス州の方とのやり取りでオーストラリアに住んでいた頃の話題も出てきたので、当時おそらくお子さん?が貼ったものかと。ニヤニヤしながら爪で丁寧に剥がしました。


英文の取説を斜め読みしながら、組み上げて、時刻調整をしてようやく完成です。午前3時半頃の話(笑)。いい感じですね。ギア音もとても静かです。


DX Atlasと比較してみます。どうやら、DX Atlasのグレイラインの日中との境界付近と、この地球儀の日中と夜の境界が一致するようです。




こちらが、午前5時6分過ぎの様子。こちら神奈川も空が明るくなってきました。(グレーラインの中にいます)北海道はもう夜明けですね。きちんと地球儀も回転しているようです。あぁ良かった! でも夜が明けてしまった! 一寝入りして、常置場所を考えることにします。中波DX用のインテリアとして活躍してくれることでしょう。


この地球儀を眺めながら聴く曲は、今回はこれ。キャサリン・マクフィーのナイト・アンド・デイ。艶っぽいですね。


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