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Sunday, December 16, 2018

TDXC Year-End Party and Solar Activity

 昨夜は、戸塚DXer'sサークルの忘年会でした。JR戸塚駅近くの居酒屋で10名程が集まりにぎやかに行われました。私はこのサークルに参加して3年目となりますが、各サークルメンバーのバラエティ豊かなバックボーン、会誌PROPAGATIONの素晴らしさ、さらに中波DXに関する並々ならぬ情熱に大変刺激を受けています。あと会員の多くが50歳以上ですが、全員元気でやんちゃな方ばかりです。今回も二次会までもう笑って飲んで喋ってとまさに童心に帰って大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。来年もTDXCが行う中波DXペディションや、会誌PROPAGATIONの原稿執筆等にぜひ参加したいと思っています。

TDXC Year-End Party 2018 on Dec.15

 メンバーのKeiさんがPUPさんの頒布基板を使ってくみ上げた自作SDR。二次会のバーの店内でもきちんとローカルFM局を受信してくれました。素敵なラジオです。青白い照明がとてもクール。

Kei-san's handmade SDR  COOL!
メンバーのケイさんが持参された自作SDR。照明がカッコいい!

  さて、太陽活動の話題です。下の図は、ベルギーの王立天文台がSILSOから出している過去13年間の日別、月平均別の太陽黒点数を表しているグラフです。グラフ中、

  • 黄色の先は日値
  • 青色の線は月平均値
  • 赤色の線は月平均値をスムージング処理したもの(移動平均と思われます)
さらに、このグラフには12か月先までの二種類の予測カーブも描かれています。

Daily and monthly mean sunspot number by SILSO
(http://sidc.be/silso/dayssnplot)

  • 赤色の点はSC予測(太陽黒点数のみに基づいて予測)
  • 赤色のダッシュはCM予測(太陽黒点数データに適用する回帰分析に、地磁気aa指数(南北の磁気緯度50度付近、ヨーロッパとオーストラリアの2か所の観測データを基に算出される地磁気の指標)を組みあわせて、太陽活動極小期の予測精度を向上させたもの

注目いただきたいのが、SC予測では、来年の2019年は今よりさらに、太陽黒点数が少なくなると予測しているのに対し、CM予測では、SC予測とは全く逆に太陽黒点数は増え始めると予測していることです。

これから、素人ながらに感じることは、中波DXのコンディションが太陽活動の影響を受けているとするならば、来年2019年は中波DXペディションのチャンスをしっかり作って、チャレンジしたいことを実行に移さないと、およそ10年毎にやってくる中波DX最良のコンディションのラストチャンスを逃してしまうのではないかということです。

 次の太陽活動極小期はおよそ10年後の2029年頃と思われますが、その頃自分は、63歳となっており、加齢によりアクティブに中波DXペディションが出来なくなってしまっているんではなかろうかと思うこともあります。

   50歳台は、仕事・家庭・親の問題で頭を悩ますことも沢山あり、とにかく忙しい。しかし、サイクル24の終焉を迎え、来年が太陽活動極小期の最後かもしれないと予測されている今、中波DXも見逃せません。特にTP-DXが好きな私は、さらに北米東海岸局をキャッチしたいという気持ちも強くあります。そしてきちんと誰から見ても聞いてもわかるように記録として残す。ただし一人でやるには限界があります。ここはひとつ中波DXer同士の知恵を出し合って、チームワークを発揮させ、全員野球で来年はどーんと今まで以上に酔狂なことをやってみたいのです。

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