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Saturday, December 29, 2018

Shared Apex loop array antenna is most likely a next candidate reception antenna for MW DXing

   Tonight, I enjoyed watching this youtube presentation by Mark Bauman, KB7GF.  This presentation is easy to understand because of his kind and precise explanations. I am really interested in higher Relative Direction Factor(RDF) achieved by this antenna.  You can download the presentation material from here.  Here in Japan, I could find only a test result of this antenna introduced by Japanese amateur ham operator Fukayama-san(JE1KUC).
   I think this antenna is most likely a next candidate for MW DXing.  I would like to manage to do some experiments on this antenna next year.

  マーク・バウマンさんが設計されたShared Apex Loop antenna(マスト、コンバイナー、プリアンプ等を共有するループアンテナ)のプレゼンテーションをYoutubeで大変興味深く拝見しました。とてもわかりやすい英語で大変良く理解できました。このアンテナはかなり高いRDF(相対指向性ファクター)値を達成しており、この点にとても興味があります。この動画でも使用されているプレゼンテーションのPDFはここからダウンロードできます。日本では深山さん(JE1KUC)による日本語で書かれた資料がここにあります。深山さんの報告によれば、かなりこのアンテナは周囲の金属の影響を受けるとのことです。

私はこのアンテナは、中波DXにおいても使用を検討しないといけない次のアンテナ候補になるのでは思っています。来年なんとか時間をやりくりして、来年の秋のDXシーズンに間に合うよう、実験等を行うことができればと思っています。

Shared Apex Loop array antenna designed by Mark Bauman, KB7GF
https://www.kkn.net/dayton2014/AntennaForum_SharedApexLoop_KB7GF.pdf




   While I was watching Mark-san's presentation on youtube, I really envied him because he can do his experiments on his very large backyard!  

マークさんのプレゼンテーションを見ている最中、マークさんがご自宅の裏庭で実験をしている様子(下の写真)が紹介されましたが、その裏庭の広いこと!ものすごく羨ましく思いました。

Mark-san's backyard introduced in his presentation
( I really envy Mark-san!!)


Friday, December 28, 2018

Super Rock Station KYOI とMadonna

 BCL時代を現役で過ごした50代の方なら、Super Rock Station KYOIは、記憶の中に鮮明に残っていると思います。1980年代にサイパンからSONYのコマーシャルを流しながら、ロックミュージックを短波でかけまくっていたあの放送局です。1980年代と言えばインターネットやユーチューブなんて想像もできなかった時代です。音楽を聴くとしたら、FMのエアチェックやステレオセットさらには、ウォークマンを腰につけてヘッドフォンで聴くしかなかった時代、そしてその音質の追求と言えば、学生らはクロムだ、フェリクロだ、さらにはメタルだとカセットテープに拘っていた時代でした。


  KYOIの当時の録音を延々と流しているストリーミングサイトがロシアにあります。

  
   KYOIは私にとっては、「なぜ短波でわざわざやるのか?」と思う放送局でもあったわけですが、ビルボードヒットチャートに登る曲を次々とかけてくれていたし、サイパンからの送信ということもあり、たまに深いフェージングがかかることもありましたが、良好に聞こえていることが多かったので、大学の夏休みの時など、自室に置いた八重洲のFRG-7をつけっぱなしにして聞いていたことを憶えています。そんな夏の暑い日の最中に聞いた曲の中で印象に残った曲が、このMadonaのCrazy for youという曲です。




まあ、この歌の世界はまさに青春(笑)なんですが、当時私は工学部の学生で彼女もいませんでした。この曲からは、そんな自分には到達しえない世界が感じられ、また、淡い憧れのようなものを抱いた曲でもありました。

この曲のサビの部分、


の、”crazy for you" と"know"の部分、前半と後半で音の並びが違います。コードは、EC#mで、”know”の音は前半はF#、後半はC#でマドンナがシャウトしているのですが、この音の違いで凄く印象が違っています。後半の"crazy for you"で音の流れが変わって、続く"know" のC#でグッときますよね。なぜこの音の変化でこんなに印象が変わるのかについて、いろいろ当時考えたのですが良くわかっていません。こういう音の味付けができるミュージシャンは凄いなと思った次第です。ここはひとつ音の魔法と結論しておきましょう。もしわかるかたがいらっしゃったらぜひご教授ください。

Thursday, December 27, 2018

グアムの中波ラジオ局KUAMとLaura Braniganの歌

 自分が17歳-18歳の頃、東京の目黒で八重洲のFRG-7とアパートの屋上に挙げたロングワイヤーアンテナでBCLを楽しんでいたのですが、グアムの中波局、KUAM 610kHzを受信した際に、ローラ・ブラニガンの歌と出会いました。KUAMは良く聞こえる常連局ではありましたが、当時英語に興味は凄くあったものの、英語の聞き取りは凄く苦手で、曲名も十分に取ることができませんでした。しかしフェージングの中であってもローラ・ブラニガンの特徴的な”哭き”の歌声は当時の私の心をがっちり掴んでいました。またビタミンCという言葉は英語のリアルな発音だと”ヴアァイタミンスィー”とカタカナ的には書けると思うのですが、当時の私には、これがビタミンCだと気が付くのにかなり時間がかかったというのは今となっては懐かしい笑い話です。ちなみにこの言葉を聞いたのもKUAMで流れていたヴィックスドロップのCMでした。私にとって英語の思い出というとKUAMは忘れられないラジオ局の一つです。

 後に、同級生にKUAMの受信音を録音したテープを聞かせて曲名等を教えてもらい、彼の兄貴が持っていたLPレコードを借りて、KUAMで聞こえた彼女の歌、”How am I supposed to live with out you”の拝聴となりました。彼女の歌声は、この歌のタイトル"How am I supposed to live with out you?" (あなた無しで私はどうやって生きていったらいいの?)にピッタリだったと今でも思います。また、楽曲も素晴らしく、ピアノサウンド、そしてそれに混ざるEQの効いたローズ・エレクトリックピアノの音、リバーブの深くかかったギターサウンド等、1980年代のアダルトコンテンポラリーミュージックの王道を行っていたのではないでしょうか? 今聴いても全く褪せることない魅力が彼女の声にはあると思います。1984年の東京音楽祭ではラッキーワンという曲を熱唱していたかと思います。テレビで放映されていたことを薄っすらと憶えています。



Wednesday, December 26, 2018

KBRW-680kHz received in Italy in early morning on Christmas Eve this year! (イタリアで受信されたアラスカ最北の中波局KBRW)

    I found a message on RealDX mailing list that was asking station ID of an unknown station.  The message of inquiry was from Italian MW DXer, Giampaolo Galassi. I listened to an attached audio clip on the news and I confirmed the audio is from KBRW because the announcement was the same one that I could catch in our MW DX-pedition in eastern Hokkaido conducted on this November.
I could hear the announcement "This is KBRW Silakkuagvic Communications Inc..." 
I responded to him quickly with my message " Congratulation on your achievement in catching KBRW!"

    Giampaolo-san and I became Facebook friends, and he accepted that I introduce his achievement in catching KBRW in Italy that is about 7300km from Barrow, Alaska on my blog. Giampaolo-san, thank you very much for your acceptance!

    The figure below shows the propagation path between Barrow, Alaska and his reception site in Italy. The propagation path is almost on the north pole.  He used K9AY antenna to receive the signal of KBRW.  According to Giampaolo-san, the propagation of KBRW is quite uncommon. So for Italian MW DXers, KBRW is one of the very rare MW stations.

    Generally speaking, the radio wave propagation on MW band around north pole is not easy due to Polar Cap Absorption (PCA). They also say that aurora disturbs the propagation too. In this season, very low solar activities can allow the rareness like this.  Fortunately, Kp-index on Dec.24 was less than 1.0. The disturbances in the Earth's magnetic field was very weak.

The propagation path between KBRW, Barrow, Alaska and Italy
   This is an audio clip of received KBRW that Giampaolo-san provided me. He received KBRW at 05:00UTC (06:00 Italian local time) on Dec.24. According to Giampaolo, he could hear KBRW in only a few seconds of time where splash from RNA Spain was less.

KBRW-680kHz received in Italy at 05:00UTC on Dec.24 shared by Giampaolo Galassi.
You can hear "This is KBRW Silakkuagvic Communications Inc,..." at 0:18. (Using a headphone would be much better.)

Once again, Congratulation on your catching of KBRW, Giampaolo san!!
おめでとうございます! Good DXing!

Monday, December 24, 2018

Merry Christmas Darling by Carpenters

 北米東海岸のWPTXのストリーミングをこの3連休聞いています。クリスマスシーズンに相応しい、味わいのある音楽を沢山かけてくれています。今先ほど、かかった曲がこれです。とても素敵な曲なので紹介します。カレン・カーペンターの声は不滅ですね。コーラスの美しいことといったらもう溜息が出るほど。日本にこんなコーラス出来るグループいますか?いないと思いますね。
 しかし、日本の中波放送局は、どこもトークばかり。ビジネスの仕方が違うのかもしれませんが、やはり中波ラジオ番組については、アメリカのほうに多様性と大人の演出をより感じてしまいます。

DREAMS COME TRUE「WINTER SONG」

 僕はドリームズカムトゥルーというバンドにはほとんど興味は無かったのですが、この曲は今でも良く憶えていて、当時のいろんな感情を思いだす曲です。 この曲は1994年にリリースされた曲で、ちょうど自分が社会人になって2年半くらいたった頃のもので、当時僕は、東京の練馬で一人暮らしをしており、その一人暮らしにも慣れた頃でした。そうなると「自分の事を知っている人が全くいない空間に飛び込んだらどうなるのか?」なんてことを試してみたくなり、躊躇なく、93年の冬、ニューヨークに一人で行き、マンハッタンのアパートを間借りして短期間滞在したりしました。冬のマンハッタンは寒さが厳しく、不安もあったのですが、アパートの主人やそこに同居していたブラジル人の女性に親切にしていただきとても嬉しかったのを思い出します。さらには、誰かの指図ではなく、自分で決めて実際に行動することの大切さを強く体感した旅だったと思います。さらには、今となっては死語に近い、「生の英語」に触れたのもこの旅でした。ニューヨークのJFK空港の入国手続きの時、大柄のアメリカ人のスタッフから、滞在先の住所について"Whose address?"  と聞かれた時に、Whoseの”フ―”で、風を感じた体験は、この時が生まれて初めてでした(笑)。こういった体験をした後に、一人暮らししながらこの曲を聞いたことも思い出に強く残っている理由なのかもしれません。




Sending a reception report to WBZ by EMS

    I sent a reception report including all DX-pedtion member names to WBZ NewsRadio 1030 today by EMS today.  The post office was so crowded because many people came to buy new years greeting postal cards. I enclosed a CD-ROM where an audio clip of received WBZ and pictures of our DX-pedtion in eastern Hokkaido.

    Thank to kind foreign MW DXers, I got some destination (person's name ) and postal address of WBZ. I believe our reception will reach them in a week.  We sincerely hope to get official verification letter or card including our member names.

   今日、郵便局で国際スピード郵便を使って、WBZにDXペディションメンバー全員の名前をつけて受信レポートを送りました。郵便局は年賀状を買う客で混雑していました。受信レポートには、CD-ROMも同封しており、ペディションの写真や受信音のオーディオファイルが入っています。

外国のMW DXerの親切なサポートにより、WBZの送り先のスタッフ名等を知ることが出来ました。このレポートは1週間以内には到着する見込みです。DXペディションを行ったメンバー全員の名前が入ったオフィシャルな受信確認証(あるいはレター)が送られてくることを切に願っています。


Sunday, December 23, 2018

WPTX-1690kHzのストリーミングで静かにクリスマス気分

 先日の北海道DXペディションで受信した北米東海岸、メリーランド州にあるWPTX-1690kHzのストリーミングを聴いています。ここ最近はすっかりクリスマス一色の放送となっている様子。北海道で聴いたステーションIDも頻繁に聞くことができます。Adult Standardsにこだわりを持つ局だけに、実にいい曲をかけてくれます。同局にはDXペディションメンバー全員の名前を記載した受信報告書をEMSで送っており、現在、プログラムディレクターのHeatherさんからの返信を首を長くして待っているところです。

 WPTXのストリーミングはこちら(クリック)


Thursday, December 20, 2018

OFF COURSE 「私の願い」(1980年アルバムWe are 収録曲)


 この曲は、今から38年前にリリースされた曲ですが、私の中では常にトップランクの曲の一つとなっています。深いコーラスエフェクトのかかったヤマハCP80の音とボーカルの小田和正(以降、小田さん)の透明感のある、まさに比類なき声とのハーモニーが素晴らしいのです。学生時代何度この曲をピアノで練習したことか。大学の男性合唱部時代、自分はトップテナーだったので声は高い方でしたが、それでも小田さんのようには全く歌えなかった。「いつかは、いつかは!」と思いながらもう私は53歳になってしまいました(笑)

 CDも相当数聴き込んでいますが、特に間奏の部分、CP80のピアノの音のバックにうっすらとローズエレクトリック・ピアノの音も混ぜているのではないか?と思う部分があります。(ローズのトレブルを強調した時の音がうっすら混ざっているように思います。)違うかなあ。^^;

 さらに、実はお気づきの方も多いのかもしれませんが、あまり話題になっていないように思うので、書かせてもらうと、特にCD音源で良くわかるのですが(このYoutube音源でも良くわかる)ボーカルの裏で、低いドラムのような音が音圧低く録音されて”しまって”います(ドッドドッド・・といった感じで)。これは、小田さんがボーカルを録音する際のガイド音なのだろうと想像しています。38年前にカセットテープで聴いていた頃は全く気がつかなかったのですが、CDで聴いた時に気がつきました。

 最近はCP80の音も相当リアルにシミュレーション出来る音源が沢山登場しています。今はピアノを弾くことも、歌うことからも縁遠い生活となっていますが、「いつかは、いつかは!」はまだ続いています。時間が出来たら完全コピー等してみたいのです。

「私の願い」が収録されているOFF COURSEのアルバム”We are"

WBZ, Boston 1030kHzのスタジオ風景



 先日の道東DXペディションで受信に成功したアメリカ東海岸、マサチューセッツ州ボストンにある中波ラジオ局WBZ-1030kHzに受信レポートを送るべくその宛先を精査中です。このWBZの受信はメンバーにとっても大変印象に残る受信であったこともあり、既に受信音はきちんと残すことが出来、このブログでも紹介することが出来ましたが、やはり約10年周期の太陽活動極小期にまれに受信が可能になる局でもあり、ここは一つWBZからオフィシャルな確認レター等をいただきたいと思っているところです。

 WBZ-1030kHzへの宛先をネットで検索してみると、ラジオ局であるWBZがまだCBS傘下にあった頃のWBZ Technical, Engineering, or Reception Issueといった、とても役に立ちそうなコンタクト先がメールアドレスで出てきたのですが、既にWBZのラジオ部門はiHeartRadioに売却されており、既にそのメールアドレスは使われていない状態(メールが届かない状態)になっていました。(そのページはここ

 その後、WBZ-1030kHzのWebサイトを見つけることが出来、Webのコメント欄から広報部宛や、放送番組問い合わせ部門宛にメッセージを送ってみたのですが、1週間経過しても返事が得られていません。本当に届いているのかどうかも良くわからない状況です。 

 そんな中、Facebookのページの中に、WBZ-1030kHzのページを見つけました。記事も頻繁に更新されている様子です。Facebookにはチャット機能によりメッセージを送ることが出来るようになっており、これなら、確実にこちらからのメッセージを届けることが可能です。受信レポートがWBZ内のどこに届くかで返信率もかなり変わってくると予想されるために、ここは一つ慎重にコンタクトを取ってみたいと思っています。

 FacebookのWBZのページには、スタジオ内の様子等を撮影した動画がアップロードされていたので、リンクを埋め込んでおきます。我々が道東で聞いたステーションコールアナウンスも動画中に聴くことが出来ます。なんだがとても楽しい雰囲気が漂っていますね。動画の中の男性は「ホワイトハウスに招待されなかったら、ここで僕らはラジオ放送をやるんだって言っています。」誰かの代役のようです。

しかし、あちらの方々は野球帽が良く似合いますね!羨ましいです。

Sunday, December 16, 2018

TDXC Year-End Party and Solar Activity

 昨夜は、戸塚DXer'sサークルの忘年会でした。JR戸塚駅近くの居酒屋で10名程が集まりにぎやかに行われました。私はこのサークルに参加して3年目となりますが、各サークルメンバーのバラエティ豊かなバックボーン、会誌PROPAGATIONの素晴らしさ、さらに中波DXに関する並々ならぬ情熱に大変刺激を受けています。あと会員の多くが50歳以上ですが、全員元気でやんちゃな方ばかりです。今回も二次会までもう笑って飲んで喋ってとまさに童心に帰って大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。来年もTDXCが行う中波DXペディションや、会誌PROPAGATIONの原稿執筆等にぜひ参加したいと思っています。

TDXC Year-End Party 2018 on Dec.15

 メンバーのKeiさんがPUPさんの頒布基板を使ってくみ上げた自作SDR。二次会のバーの店内でもきちんとローカルFM局を受信してくれました。素敵なラジオです。青白い照明がとてもクール。

Kei-san's handmade SDR  COOL!
メンバーのケイさんが持参された自作SDR。照明がカッコいい!

  さて、太陽活動の話題です。下の図は、ベルギーの王立天文台がSILSOから出している過去13年間の日別、月平均別の太陽黒点数を表しているグラフです。グラフ中、

  • 黄色の先は日値
  • 青色の線は月平均値
  • 赤色の線は月平均値をスムージング処理したもの(移動平均と思われます)
さらに、このグラフには12か月先までの二種類の予測カーブも描かれています。

Daily and monthly mean sunspot number by SILSO
(http://sidc.be/silso/dayssnplot)

  • 赤色の点はSC予測(太陽黒点数のみに基づいて予測)
  • 赤色のダッシュはCM予測(太陽黒点数データに適用する回帰分析に、地磁気aa指数(南北の磁気緯度50度付近、ヨーロッパとオーストラリアの2か所の観測データを基に算出される地磁気の指標)を組みあわせて、太陽活動極小期の予測精度を向上させたもの

注目いただきたいのが、SC予測では、来年の2019年は今よりさらに、太陽黒点数が少なくなると予測しているのに対し、CM予測では、SC予測とは全く逆に太陽黒点数は増え始めると予測していることです。

これから、素人ながらに感じることは、中波DXのコンディションが太陽活動の影響を受けているとするならば、来年2019年は中波DXペディションのチャンスをしっかり作って、チャレンジしたいことを実行に移さないと、およそ10年毎にやってくる中波DX最良のコンディションのラストチャンスを逃してしまうのではないかということです。

 次の太陽活動極小期はおよそ10年後の2029年頃と思われますが、その頃自分は、63歳となっており、加齢によりアクティブに中波DXペディションが出来なくなってしまっているんではなかろうかと思うこともあります。

   50歳台は、仕事・家庭・親の問題で頭を悩ますことも沢山あり、とにかく忙しい。しかし、サイクル24の終焉を迎え、来年が太陽活動極小期の最後かもしれないと予測されている今、中波DXも見逃せません。特にTP-DXが好きな私は、さらに北米東海岸局をキャッチしたいという気持ちも強くあります。そしてきちんと誰から見ても聞いてもわかるように記録として残す。ただし一人でやるには限界があります。ここはひとつ中波DXer同士の知恵を出し合って、チームワークを発揮させ、全員野球で来年はどーんと今まで以上に酔狂なことをやってみたいのです。

Monday, December 10, 2018

Google drive limits shared file accesses

   I share MW DX audio clips on my Google drive but Google drive seems to limit shred files temporarily after too many accesses. I am trying to bypass this problem but I haven't found any good idea yet.  Does anyone have a good idea to solve this problem?

  私はMW DX局の受信音源をグーグルドライブでシェアしてこのブログにリンクしているのですが、その音源ファイルに沢山のアクセスが集中すると、一時的にグーグルはアクセス制限をかけるようです。これを迂回する方法を探していますが、いい方法がまだ見つかっていません。どなたかいい方法ご存知ないでしょうか? 他のシェアリングサービスを使うしかないでしょうか。

Sunday, December 9, 2018

A Case Of You


 たまには音楽の話題も.....

 私は、ダイアナ・クラークの歌が好きで、Youtubeでだいぶ前に見つけたこの歌は、私のお気に入りの一曲になっています。A case of youという言葉には、この歌の主人公である女性が、おそらく恋人であろう男性のこと、さらにはその彼との別れがもしかしたらあるかもしれないと若干意識しながら、男性のことをケースにいっぱい入ったお酒のボトルに例えて、”飲み干してみせるわ(あなたがいなくてもやっていけるわ。あるいは、そんなあなたを全て受け止めてみせるわ)”という意味が込められているように思います。歌詞の中にある、”Still on my feet”(まだ立てるのよ。)の部分、”それでもまだあなたのことを愛しているわ”と私は解釈しますが、相反する2つの気持ちを抱きながらも、そこには強い女性の感情が隠れているように思います。ダイアナ・クラークの声と彼女の奏でるピアノが、この歌を聴く者の琴線に触れてきます。なんでしょうか、若い頃にはわからなかった大人の気持ちとでもいいましょうか。私にとってこの曲は男女云々以外のこと、自分のこと、人生のこと等いろいろ思い起こさせる歌になっています。英語の歌詞も味わい深いものです。夜中に聴くのがオススメです。




The same time and different place reception of WBZ-1030kHz on Nov.25 in 2018

   We knew that another Japanese DXer whose nickname is LFT-san could receive WBZ-1030kHz, Boston by his youtube video. You did it too!  LFT-san!! LFT-san knew our reception of WBZ on Nov.25 by an audio clip that Futo-san who is one of the members of this DX-expedition uploaded to DX-audio clip site (eBBS改) and LFT-san tried to dig and find the station fortunately in his Perseus data recorded on the same day and time. What a coincidence!! 
   別の日本人MW-DXerの方が、アメリカ東海岸にあるWBZ-1030kHz,ボストンを我々と同日、同時間に茨城県の平井海岸で受信されていたとをYoutubeで知ることができました。受信された方はLFTさんです。LFTさん、受信達成おめでとうございます!LFTさんは、eBBS改に今回のペディションメンバーの一人である、太さんがアップロードされたWBZの受信音を聞き、たまたまLFTさんが同日同時刻に平井海岸でペルセウスで記録したデータを再生し確認してみたところ、WBZが受信できていたことがわかったとのことです。すごい偶然ですね!

   LFT-san received WBZ at Hirai coast in Ibaraki using a K9AY antenna with null of west direction.  The propagation distance between Hirai coast and WBZ is 10767km and this distance is about 1000km longer than the distance between our DX-pedition site in eastern Hokkaido and WBZ.  This could be a 1-hop difference of skywave reflection by E-layer of the ionosphere under an assumption where the hight of E-layer is 100km and the elevation angle of transmitting antenna of WBZ is about 10.5 degrees.

LFTさんは、WBZを西方向にヌルを作ったK9AYアンテナで受信されています。WBZと平井海岸の間の伝搬距離は10767kmで、これは私達がペディションを行った道東の受信点からWBZまでの伝搬距離より、約1000km程遠い地点となります。これは、例えばWBZの送信アンテナから仰角10.5度で発射された放送波が地上から100km上空にある電離層E層で反射して到来したとあえて仮定すると、約1回分の反射で到達する距離(1ホップ)の差となります。(実際には、仰角0度からおよそ90度の間の方向で放送波は発射されているため、どの仰角から発せられた放送波が電離層反射により受信点に到達したかは実際には、はっきりわからない。当然混ざりあいながら到達するとも言える。)

   It is very interesting to compare these two receptions conducted at different places, the same time and date. This comparison must be valuable for MW DXers.
   I am contacting LFT-san to compare these receptions of WBZ at different places in detail. From his youtube video, rapid fading seems to occur more often on WBZ's signal than our reception.

これら異なる二地点で同時刻に受信されたWBZの受信状況を比較することはとても興味深いものであり、中波DXerの皆さんにとっても価値あるものになるかと思います。
現在、LFTさんにコンタクト中です。ご協力いただけるようであれば、動画形式で受信状況の比較をしてみたいと思っています。LFTさんのYoutube動画を拝見する限りでは、茨城県・平井海岸での受信のほうが、速い動きのフェーディングが私達の受信地点と比較して多く発生しているように見えます。

 Please note that we could receive KBRW-680kHz, Barrow, Alaska in good condition at our DX-pedition site in Hokkaido but on the other hand, LFT san told me that KBRW was weak and difficult to confirm the signal due to side splash at Hirai coast. This difference is very interesting too.

 このWBZを受信した同時刻、私達のペディション地点では、アラスカ、Barrow のKRBW-680kHzが大変良好に入感していたのですが、LFTさんによれば、平井海岸では、KBRWは弱く存在はなんとなくわかるが、サイドにつぶされていたとのことで、この点も大変興味深いと言えます。

   Here is LFT-san's reception on his Youtube video. (After 57seconds, you can hear the ID of WBZ.)

こちらが、LFTさんがアップロードされた、茨城県・平井海岸で受信されたWBZの様子です。57秒後からIDが聴こえます。



Saturday, December 8, 2018

Our MW DX-pedition is introduced in a famous European MW DX circle's journal.

   One of foreign veteran MW DXer, Nick-san from Canada told me that our MW DX-pedition is introduced in a famous European MW DX circle's journal (”MEDIUM WAVE NEWS”, December 2018, Vol.64.No.7)  The circle is Medium Wave Circle that went into its 64th year in 2018. This is a big Christmas gift for us.  Each of us is feeling happiness very much.
   We think this article in the journal kindly introduces the steady presence of enthusiastic MW DXers like us even in Japan. 

私の知り合いの外国人DXerの一人であるカナダ人のニックさんが、私達の道東MWDXペディションのことが、ヨーロッパの中波DXサークルの季刊誌で紹介されているよ。と教えてくれました(”MEDIUM WAVE NEWS" 2018年12月第64巻No.7)。この季刊誌を発行しているのは、イギリスに本部がある中波DXサークルはMedium Wave Circleです。なんと今年で64年目を迎える老舗のサークルでした。今回の掲載はどうやら私のブログを見てくださったメンバーの方が記事にして紹介してくださったようです。ペディションを行った私達にとって、ビッグなクリスマスプレゼントとなりました。メンバー全員喜んでいます。
私たちは、熱狂的にMWDXを楽しんでいる者がここ日本にもいるんだということを丁寧に伝えていただけたと思っています。

MEDIUM WAVE NEWS,  Dec.2018, Volume 64, No.7,
   According to this journal,  KBRW-680kHz is one of MW DX stations for European MW DXers, but this station had been caught even in Italy in this season.  I think this season would be the best for MW DXing since the last good MW DX season of 2009. 

このジャーナルを読むと、ヨーロッパの中波DXerにとって、北米、アラスカのKBRW-680kHzが珍局であり、ヨーロッパ北部でしかなかなか受信できないことがわかりました。しかし今シーズンはイタリアでもキャッチされたようです。今年のシーズンはかつて良好な中波DXシーズンだった2009年以来、最高のコンディションに恵まれたシーズンになっているのではないか思います。

Everybody, Have a nice MW DXing day!

今日も良い中波DXの日になりますように!




Wednesday, December 5, 2018

Propagation path of the U.S. east-coast MW stations

   This figure shows the propagation path of the U.S east-coast MW stations that we caught at our eastern Hokkaido MW DXpedtion. You can see the propagation paths of KBRW-680kHz(Barrow, Alaska) and KOTZ-720kHz(Kotzebue, Alaska) are on the path of the U.S east-coast MW stations.

Click this figure to enlarge.

   These are audio clips of KBRW and KOTZ (presumed) that are recorded at the same hour when we caught the U.S.east-coast MW stations (WTPX and WBZ).
KOTZ(presumed) didn't say any ID and was playing music for a long time. I confirmed this station tends to play only music for a long time by its streaming radio on the Internet.

KBRW-680kHz at around 08:00UTC on Nov.25
You can hear "KBRW Silakkuagvic Communications Inc, Barrow, Alaska."


KOTZ(presumed)-720kHz at around 07:00UTC on Nov.25


   Both signals of the radio stations came in our MW DXpedition site very well.
Such wonderful receiving condition of KBRW seems to be rare here in Japan. I think these stations would be pilot stations to know the propagation condition for the U.S.east-cost MW radio stations.  What do you think?

Tuesday, December 4, 2018

We caught U.S.east-coast MW stations at eastern Hokkaido DXpedition 2018.(北米東海岸中波局の受信に成功)

    We (nickname, Siesta -san, Shinzo-san, Futo-san and I) conducted an eastern Hokkaido DXpedition from Nov.23 to Nov.26, and we achieved in receiving U.S. east-coast MW stations(WBZ-1030kHz, Boston, MA and WPTX-1690kHz, Lexington Park, MD). We expect that the reception of WPTX-1690kHz might be the first-ever record in Japan. We haven't found any other record of the reception in Japan in past years. We could contact a program director of WPTX, and she has kindly confirmed our reception by an audio clip that we sent to her.
 
私達(シエスタさん、しんぞうさん、太さん、峯松)は道東MWDXペディションを11月23日から26日に行いました。そして念願だったアメリカ東海岸の中波局(メリーランド州レキシントンパークのWPTX-1690kHzとマサチューセッツ州ボストンのWBZ-1030kHz) の受信に成功しました。恐らくですが、WPTXの日本における受信はこれが初めてではないかと期待しているところです。私達は同局の受信記録については、日本国内では、これまで見たことも聞いたこともありません。今回さっそく同局のプログラムディレクターへ受信音をメールで送ったところ、同ディレクターより丁寧な受信確認のメッセージをいただいております。私達はこの結果を非常に喜んでおります。

Eastern Hokkaido DXpedition from Nov.23 to Nov.25 2018
We flew to Eastern Hokkaido from Tokyo in the early morning on Nov.23.
   Every MW DXer knows that sun activity is almost minimum this year and it will continue for more 2 years.  Those years are good for MW DXing and very precious chance to catch much longer distance MW stations.

中波DXerの方なら、誰でも今年は太陽活動がほぼ最低になっていることはご存知のことと思います。そしてこの停滞期はあと2年程は続くでしょう。この停滞期は中波DXには好都合であり、さらに遠方の中波局をキャッチするための貴重なチャンスとなります。

   For most of Japanese MW DXers, the reception of MW stations around U.S. east coast is a dream because of its rareness of reception.  The propagation paths have to go through north pole area, and aurora absorption (Polar Cap Absorption) makes the altitude of ionosphere where MW signals reflect more lower than normal altitudes dramatically changing their propagation paths. This phenomenon is considered to make MW propagation from the U.S east coast area so rare.

  殆どの日本の中波DXerにとって、北米東海岸の中波局の受信は、大変その受信が難しいことから、一つの夢となっています。北米東海岸からの中波電波の伝搬路は北極地域を通ってきますが、オーロラ吸収(極環吸収)により、中波の電波を反射している電離層の高さが顕著に低くなってしまうため、伝搬路が大きく変わってしまうことから、この現象が北米東海岸からの中波の電波伝搬を困難にしているものと考えられています。
 
Polar Cap Absorption Event 
According to the aurora forecast by NOAA, the probability of visible aurora around north pole area of the North American continent at that time was relatively low.

NOAAのオーロラ予報によれば、北米東海岸局を受信した当時の目に見えるオーロラの発生確率は比較的低いものでした。
  
Aurora forecast for 2018-11-25 08:10 UTC
(https://www.swpc.noaa.gov/)

   Fortunately, geomagnetic activity was quiet too during our MW DXpedition.
幸いなことに、我々のペディション期間中の地磁気活動も静穏でした。

This chart is extracted from NICT's 27-days K-index chart
(http://hirweb.nict.go.jp/sedoss/geoact-j)
    For receiving antenna, we adopted a Twisted Double Delta Flag (D-Kaz)antenna. Siesta-san who represents MW DXer in Japan designed it with his excel know-how and experience. The antenna assembly was so easy that it took only about 20 minutes to deploy the antenna. Usually, we use a TDDF antenna with a 20m bottom line for the most case of MW DXpedition in Japan but we used a TDDF antenna with 40m bottom line in this MW DXpedtion.  The antenna gain is about +10dB higher.  At the same time, We used a +10dB very low noise Norton preamplifier and CMC filters that Siesta-san made too. His total tuning of the antenna and every equipment is superior and that is why we succeeded in receiving such a long distance MW radio stations clearly.

受信アンテナには、TDDFアンテナ(Double-Kazアンテナ)を用いました。これはシエスタさん製作によるもので、シエスタさんの長年の卓越した経験を生かして製作されていることから、簡単かつ短時間で展開が可能なものになっています。およそ20分程度で立ち上げることが可能です。通常国内のペディションでは、底辺の長さが20mのTDDFアンテナを私達は使っていますが、今回は底辺の長さが40mのものを使いました。アンテナ利得は20mのものと比較して約10dB程高くなっています。またこのアンテナの他にシエスタさん謹製の大変静かな利得10dBのノートン型プリアンプや、コモンモードノイズを出来るだけ避けるためのCMCフィルター等も同時に使っています。 今回の受信成功も、シエスタさんのアンテナ、装置類のチューニングのすばらしさがあってこそだと思います。




  I'm sorry to have kept you waiting to get here.  There are audio clips of received the U.S.east coast MW stations.
   The first one is WPTX-1690AM, Lexington Park, Maryland. We caught its signal at around 07:00UTC on Nov.25.The sound is incredibly clear even though transmitting power was only 1kW.

お待たせしました。それでは、受信できた北米東海岸の中波局の受信音を紹介します。一局目は、メリーランド州レキシントンパークのWPTX 1690kHz (1kW)です。11月25日の日本時間16時に受信しました。大変クリアな音です。これが1kW送信だとはちょっと信じられない程です。

After Billy Joel's song ”Honesty", You can hear  "You are listening to southern Maryland favourite adult standards on WPTX 16-90 AM, Lexington Park Maryland.." by a female voice. We were so glad to hear this signal from MD.

ビリージョエルのオネスティの歌の後に、女性の声で、  "You are listening to southern Maryland favourite adult standards on WPTX 16-90 AM, Lexington Park Maryland.." と出ています。





  The second one is WBZ-1030AM, Boston, Massachusetts. We caught its signal at around 08:00UTC on Nov.25. We were so excited about this reception too!

二局目は、マサチューセッツ州ボストンにあるWBZ-1030kHz(50kW)です。11月25日の日本時間17時に受信しました。この受信も私達にとって大変感激するものでした。
You can hear "WBZ News radio 1030, WBZ Boston WXKS FM - HD2, Medford and Iheart radio station, This is WBZ, News radio 1030" by a male voice.

男性の声で、" WBZ News radio 1030, WBZ Boston WXKS FM - HD2, Medford and Iheart radio station, This is WBZ, News radio 1030 と出ています。

今回はここまでとします。実はこの北米東海岸局が受信出来た同日は、アラスカでも北極に近いバローにあるKBRW 680kHz他が大変良好に、ちょっとした国内ローカル放送並みに聞こえていました。このKBRWの伝搬路と北米東海岸局の伝搬路との間に興味深い関係がありましたので、それは次のブログの記事で紹介いたします。(続く)

Tuesday, November 20, 2018

Preliminary result of Sanriku MW DXpediton in 2018

   This is my preliminary result of Sanriku MW DXpedition in Oct. 2018. We could dig more than 100 TP-DX stations from North America and South America.  Especially, from North America, we could catch the signals from  23 states of the U.S. and 3 states of Canada. The figure below shows confirmed states(Green) where we could catch at least one MW station.  We haven't confirmed any MW station from the state of Arkansas yet.

これは、今年10月に行った三陸海岸でのMW DXペディションの受信記録の解析速報結果となります。私達は、北米、南米含めて100局を超えるTP-DX局の確認ができています。特に、北米については、アメリカの23の州、そしてカナダの3つの州の中波局の電波を捕まえることができました。下の図は、我々が受信できた中波局が少なくとも1局存在する州を示しています。(緑色)アーカンソー州の局はまだ確認できていません。これだけの州の中波局が一回のDXペディションで受信できることはそう滅多にないことかもしれません。

States of the U.S. and Canada where we could confirm TP-DX stations

Let me introduce some recorded sounds of TP-DX stations of the U.S. and Canada as follows. You can hear the sound by clicking each call sign.
In this DXpedition, I felt that reception of east coast stations from Japan is still difficult.

今回の三陸DXペディションで受信した局の受信音のいくつかを州毎にまとめたものを以下に紹介します。コールサインをクリックすると受信音を確認することができます。比較的IDもしっかり聞き取れるかと思います。現在は太陽活動の停滞期のボトム付近になっていることもあり、中波電波伝搬のコンディションも上がってきているのでしょう。ただし、東海岸局は依然としてまだ日本からは遠く、その受信は難しいと感じました。





Thursday, October 25, 2018

An MW station in South Dakota in my SDR record

  I have checked the recorded files over 510GB since I came back from Sanriku area. It is my fun time to find new TP-DX stations after I came home from work.
  Tonight, I could find KOTA in South Dakota on 1380kHz at 08:33 UTC  in my recorded files. KOTA is a just 5kW station and usually, KRKO in WA is dominant on this frequency. I am glad to dig this station! Here is the recorded audio.

三陸の中波DXペディションから戻ってから510GB以上ある記録ファイルを解析しています。仕事から帰ってきてから、新しいTP-DX局を見つける作業は、私にとって楽しいひと時ですね。
今夜、とうとう、サウスダコタのKOTA 1380kHzを記録ファイルの中に掘り当てることができました。KOTAはたった5kWの局です。この1380kHzは通常、ワシントン州のKRKO 50kWが優勢な周波数です。個人的にはKOTAの受信はとても嬉しいです。KOTAのステーションコールの様子をアップしておきます。
IDは、”News radio KOTA 1380 (AM) ,100.7FM..." とハッキリと出ています。(カッコの中は聞き取れない部分)。後半のFMの周波数アナウンスの部分100の発音hundred は早口ですね。



South Dakota is here. サウスダコタはここ。

According to FCC, KOTA uses a directional antenna with three vertical antenna for night time only and the transmitting antenna beams to the north. From South Dakota, the direction to Sanriku area is about northwest. So we had an advantage for the radio wave propagation between South Dakota and Sanriku.

 FCCによれば、KOTAは、夜間は指向性アンテナによる送信をしているとあります。指向性図を見ると北に向けて電波を出しています。サウス・ダコタ州から三陸方向は北西に相当するので、三陸での我々の受信には有利に働いたということになりますね。

KOTA Transmitting antenna pattern (Nighttime only)






Sunday, October 14, 2018

TP DX-pediton at Sanriku coast on Oct.2018

    I joined the TP DX-pedition on the Sanriku coast last weekend from Oct.6 to Oct.8. This DX-pedition was conducted by three of my senior Japanese DXers and me.
  The Sanriku coast has been very popular expedition place for TP DX in Japan. First of all, the level of noise is very low compared to big cities in Japan and we can fully benefit from the Pacific ocean. It's sea gain. The Sanriku coast has beautiful ria shorelines. During our stay, we enjoyed fresh seafood too.

  先週末、先輩DXerの皆さんと一緒に三陸海岸にてTP DXペディションを実施しました。三陸海岸は、TPDXを楽しまれる方はご存知のとおり、ノイズレベルが低く、さらに海利得の恩恵を十分に受けられる場所であり、さらには新鮮な海の幸も楽しめるというところです。

The Sanriku coast
There is very beautiful ria shoreline.

You can fully enjoy fresh seafood there too. 
    We stayed an inn near the coast for two night and one of my respecting DXers brought his hand-made Twin Double Delta Flag antenna (TDDF) with a 10 dB Norton type preamplifier there.  The K-index for those days were relatively low and we felt the TP DX condition for North America was good but the condition for South America was not good.
   Each of us used Perseus SDR or Exculiver SDR and recorded all of MW band into each notebook type PC with external HDD.

 私達は、2日滞在しましたが、尊敬している先輩DXerが持ち込んだ自作TDDFアンテナと利得10dBのノートンアンプタイプのプリアンプを設置しました。Kインデックスは、幸いにも比較的低い状況でした。北アメリカ大陸方面のコンディションは、良いように感じられましたが、南アメリカ方面は良くないように感じられました。
 各自が持ち込んだペルセウスやエクスカリバーのSDRとノートPCを使って中波帯域の全てを滞在中外部HDDも使いながら記録しました。



    I haven't finished analyzing the recorded files over 550GB yet but I think more than 80 TP DX stations have already been confirmed with clear IDs.
   I colored states of Canada and U.S. that have our confirmed TP DX stations (Green).  The MW stations on the east coast seem to be still very far away from us on the point of radio wave propagation on MW band!!!
We had minor storms on Oct.7.

 まだ、記録した550GBを超えるファイル全ての解析は終えていませんが、既に80局以上のTPDX局はクリアに判別できるステーションコールと共に確認ができています。北米大陸の白地図に受信できた局が含まれる州を塗り分けてみました。緑色の州がそれです。モンタナ州、ノースダコタ州、そしてオクラホマ州が聞こえてきても良さそうですが、今回の記録ファイルからはまだ確認できていません。解析はまだまだ続きます。

    Let me show some video clips of TP DX stations in North America that we caught there.  We could hear the signal of several W-call stations from Louisiana, Texas and Iowa states as follows.
 
 今回のペディションでキャッチできたTP DX局の受信の模様を紹介します。常連局かもしれませんが、ルイジアナ州、テキサス州そしてアイオワ州のWコールの局を複数確認できています。





Monday, October 1, 2018

Perseus SDR用DC5V電源の製作

 来週末、三陸方面に中波DXペディションに出かけるため、ペルセウス用のDC5V電源を製作しました。実は、過去に1台作ったのですが、どこかのペディションで紛失してしまい、再度作りました。参考にした回路図は、KAGEYAMA BCL AUTOPAGEで紹介されていたものを参考にさせていただきました。DC6V出力のトランスタイプのACアダプターを接続することで、三端子レギュレーターを使って最大1AのDC5Vを出力することができます。少し電源スイッチ照明にこだわって、スイッチそのものが発光するようにしてみました。しかし53歳の目には、細かい部分のはんだ付けはつらいものがありますね。またコンデンサー類の数値も読むのはかなり辛いですね。ハズキルーペが欲しくなりました。今回は手元にあった、この巨大なルーペを使いました。まあこれが今回大活躍したわけですが、近いうちにハズキルーペ買うつもりです。 

ルーペ下部に単四電池3本入れることで、LED照明も点灯します


電源をONすると発光ダイオードによりやわらかい黄色の色でスイッチが発光します。部屋を暗くしても目に優しい感じです。

放熱のため天井に三端子レギュレーターをつけています(ねじ止め)

ハズキルーペのCMとても面白いですね。渡辺謙さんの主張、大いに頷けます。





Friday, September 28, 2018

Does this USB Isolator support my Perseus SDR?

    I found an interesting article about USB isolator on ¡BAMLog!  A homemade USB groundbreaker is also introduced there. My eye was caught on a figure that shows the noise floor is reduced by 3 to 6dB!  I guess this noise reduction helps me dig a very weak MW DX station.  According to the article, the HiFiMe High-Speed USB Isolator reportedly is not yet released. But The device has been available on its site (https://hifimediy.com/high-speed-usb-isolator-480Mbps)  The price is 89 dollars. I think it is reasonable.  This USB isolator supports up to the data rate of 480Mbps that is enough for data transferring from Perseus SDR to PC.


The HiFiMe High-Speed USB Isolator

    I ordered this device tonight.  I will review this device with my Perseus SDR after the device is delivered to me from Hong Kong.

Monday, September 24, 2018

NICT(情報通信研究機構)による宇宙天気豆知識という動画集


 NICT(情報通信研究機構)がYoutubeで宇宙天気豆知識という動画を我々一般向けに紹介してくださっています。とてもわかりやすく、個人的にはとても勉強になりました。中波DXerの皆さんにもお勧めします。動画は21本も作られており、それぞれが短時間でわかりやすい内容になっています。動画で学べるなんていい時代になったものですね!大変ありがたいです。

⭐ NICTの宇宙天気豆知識(合計21本をまとめてご覧になる方はこちら)をクリック 



コンテンツ一覧
  1. 地球磁気圏で最も大規模な変動現象-磁気嵐
  2. 地磁気の変化から宇宙環境の状態を知る-地磁気指数
  3. 日没後に発生する電離圏の泡-プラズマバブル
  4. フレアやCMEのシグナル-太陽電波バースト
  5. 高時間・高空間分解能で電離圏を監視する-GPS全電子数観測
  6. 太陽面の爆発現象-太陽フレア
  7. 電離圏の観測を行う-イオンゾンデ
  8. 地球を取り巻くドーナツ状の放射線帯-ヴァン・アレン帯
  9. 太陽から噴き出す超音速の風-太陽風
  10. VHF放送の混信障害を起こす-スポラディックE層
  11. 夜空に投影される宇宙あらし-オーロラ
  12. 太陽活動を連続的にモニターしている-SOHO衛星
  13. 地球を守るバリア-地球磁気圏
  14. コロナガスの大規模噴出現象-CME
  15. 短波通信が突然できなくなる-デリンジャー現象
  16. 電気を帯びた大気-電離圏
  17. 太陽活動サイクル
  18. 太陽黒点
  19. 太陽からの高エネルギー陽子の到来-プロトン現象
  20. 太陽活動を表す指標-F10.7
  21. 電子密度の大きな変動-電離圏嵐
特に、2番の「地磁気の変化から宇宙環境の状態を知る-地磁気指数」はMUST WATCH!



 

A small gadget for MW DXing

  This is a very small USB-DAC headphone amplifier  "Sound Blaster E1".
My Lenovo ThinkPad X201 has already been an old laptop computer but I changed the hard drive to 256GB SDD and installed 64 bit Windows 10 with 8GB memories.  This PC is quite enough for my MW DXing with Perseus SDR and Excalibur SDR. But unfortunately, the original sound from this PC is a bit cheap and sometimes it is burdensome to listen to MW DX audio files because of lack of its intelligibility.  This tiny headphone amplifier helps me a lot in such a case.
   I also enjoy music video on Youtube with this. 

Sound Blaster E1



TP-MW DXpedition at Taitosaki, Chiba prefecture

  I joined a TP-MW DXpedition at Taitosaki, Chiba with other 4 members of TDXC on Sep.23.  The weather was good with the autumn sea wind. We set up a Twisted Double Delta Flag (D-Kaz)antenna of 20m of the bottom line length.  Space weather news didn't report any anomalous message regarding the geomagnetic phenomenon.



K-index 27 days chart from NICT
The last green bar shows a geomagnetic status of Sep.23 2018.
http://hirweb.nict.go.jp/sedoss/geoact-j/do?d=2018.09.23
   We monitored all MW band with each Perseus SDR and also recorded all MW band from 16:00 to 19:00 J.S.T. Regular TP TDX stations on the west coast were dominant. But I couldn't get KKOL that is one of the regular TP-DX stations on 1300kHz. Instead of KKOL,  I could get KAPL(K-Apple) luckily on this frequency.  According to Wikipedia, KKOL has been off-the-air since this February because of its transmitter problem.




    After I came home, I could dig a weak signal on 1340kHz in my recorded data. It was KATA with 1kW of transmitting power from Arcata, California. The transmitting antenna of this station is very close to Arcata Bay at the side of the Pacific ocean. I guess sea gain effect helped to propagate such a small powered radio wave.

The recorded audio file of KATA ID on 1340 kHz
You can hear " 1340 AM KATA.." 


We are Japanese MW DXers. We would like to interact with other MW DXers.
Special thanks to Sawapon for this picture.

Monday, September 17, 2018

TDDFアンテナの構築(1)アンテナワイヤ巻取り冶具の購入

 9月に入り、中波DXのシーズンになってきました。これまで、シエスタさんや、戸塚DXersサークルの皆さんのおかげで、TDDFアンテナの構造や設営の仕方等、多数経験することができたこともあり、私も、TDDFアンテナを作る決心をしました。
 設営作業でいつも問題になるのが、アンテナワイヤの保管方法です。単にまとめておくだけだと、キンクが生じたり、たいていの場合、再度ほどく時にワイヤー同士がからまってしまいます。設営開始時には、このワイヤーをほどく苦労がいつもつきまとっていました。そんな中、戸塚DXersサークルの仲間の一人がこの英国のSOTA Beam社製アンテナワイヤ巻取り冶具について同サークルの年会誌Propagation Edition6で紹介していたこともあり、同社のホームページでこの冶具の紹介ビデオを見てみたところ、なかなか良さそうだったので色違いのものを4つ注文しました。ビデオを見るとわかるのですが、ワイヤをほどく時も簡単にキンク等が生じずにほどくことができています。


 TDDFアンテナは三角形のループを二つツイストさせてシリーズに設営することから、ワイヤーの張力を上手くコントロールしないと、支柱で使うグラスファイバーポールがしなってしまったり、アンテナワイヤーがだらしなく展開されてしまったりするので、工夫が必要です。また、終端抵抗ボックスやインピーダンス変換トランスボックスとアンテナワイヤーを取り付けるのですが、アンテナワイヤーの張力をうまく逃がさないと、接続部分の圧着端子の部分に張力がダイレクトにかかってしまうため、何度も使っているうちに、この圧着端子の接続部分が弱くなり、切れやすくなることも経験しています。この部分の対応策についても考えているところです。(続く)


Sunday, September 16, 2018

電子工作便利帳


自分用の備忘録です。結構忘れてしまうので。

パーツショップ

  1. 千石通商
  2. 秋月電子
  3. マルツ
  4. サトー電機
  5. チップワンストップ          ※メガネコア Fair-Rite 2873000202を購入したサイト
  6. CWS ByteMark      ※トロイダルコア F-140A-J を購入したサイト
  7. Amidon
  8. 富士無線(コネクター)  ※BNC、M型、変換コネクタ各種
  9. コスモ電子(コネクター) ※BNC、M型、変換コネクタ各種
  10. 小田原無線(コネクター) ※BNC、M型、変換コネクタ各種
  11. テイシン電機
  12. 大進無線
  13. 共立エレショップ     ※ちょっとマニアックな冶具がここにあったりします。
  14. マイクロパワー研究所   ※フェライトバーならここでしょうか
  15. NPO法人ラジオ少年
  16. タカチ電機工業      ※各種ケース

VNA,SA関係
  1. mRS mini Radio Solutions       ※2ポートタイプVNA
  2. DST             ※2ポートタイプVNA
  3. Signal Hound                          ※USB スペクトラムアナライザー
  4. おじさん工房
  5. ICAS Enterprise                         ※VNA以外にもいろいろある
  6. MFJ
  7. miniVNAとVNAWの比較 ※貴重な比較サイト
  8. VNA各種の比較(信号処理方法含む)  ※貴重な比較サイト  









Wednesday, September 5, 2018

Noise cancelling by dual Afedri receiver and Linrad

とても気になる動画を見つけてしまいました。(気が付くのが遅いことを後悔しています。)Linradはもっとサイトを読み込まなければ。 今夜は取り急ぎご紹介まで。なにやら二つの同期のとれたSDRを使って、適応処理によるノイズ除去が実現できている様子。適応アルゴリズムは一体どんなものを使っているのでしょう。一体何をもって「適応」なのか?

     I found a very interesting video tonight. ( I really regret that it was late to notice it.)  I need to study about Linrad more. Tonight, Just quick notification.
This video seems to show adaptive noise cancelling by two SDRs and Linrad.


 次の動画は、同様なノイズキャンセルを2台の同期の取れたSDRを使って実施している様子です。説明を聞いている限りでは、ノイズセンシングアンテナがきちんとノイズを捕まえていないと、うまくノイズキャンセルできないようで、従来のMFJのノイズキャンセラーと原理は同じようです。前者の適応的というのは、ノイズの位相が変動してもそれに適応的に追従して、つまり、MFJの場合は、ユーザーがいちいちボリュームを回して位相追従していたところをオートマチックに位相追従を実現しているということなのでしょうか。





Sunday, September 2, 2018

The National Diet Library(国立国会図書館)

   I went to the National Diet Library this morning.  This is the first time for me to visit the library.  I could get many copies of articles regarding MW DX complied in DX year reports from 1980 to 1983. These DX year reports were published by Japan BCL league that was dissolved in 1983. I could also get some copies of articles of MW DX compiled in the monthly magazine "Shortwave" published in 1977 and 1978.

  今日は、午前中、国立国会図書館に行ってきました。生まれて初めて行きました。ここでは、かつて日本BCL連盟で発行されていたDX年鑑1980から1983に収録されている中波DXに関する記事の複写をすることができました。また1975年から1983年にかけて発行されていた雑誌”月刊短波”の記事の中から、中波DXに関する記事もいくつか複写することができました。


国立国会図書館(新館)の入口

1977年〜1978年頃の日本を代表していたアマチュアの中波DXerの方々が当時、中波の電離層反射による電波伝搬をどのように考えていたかを知る貴重な資料を国会図書館で複写してきた。これらは当時の月刊短波という雑誌に掲載されていたものであり、当時の小中学生だった僕も買ってはいたものの、当時は、さすがに小中学生だった自分には、内容が高度過ぎて理解することができていませんでした。

40年の時を経て、一応、その道に関係している者となった自分が、これらの記事を読み返してみると、当時の中波DXerの方々がどんなことに悩み、インターネットが無い時代に、目に見えない電波伝搬現象を想像力を駆使して理解されようとしていたかがよく理解できました。それと同時に、読者の投稿記事や、短波ラジオやその周辺機器の広告を見ていると、当時の自分のラジオに対する思い等が鮮明に蘇ってきてとても感慨深いものがありました。

これは、ひょっとするとタイムトラベルが本当にできた場合に感じる感覚に近いものではないんだろうかと一人でニヤニヤ思っています。

 このDX年鑑には、当時のTPDXの一人者でいらっしゃった川口大介OMの貴重な経験に裏付けられた情報が詳細に記載されています。既に40年の時間は経過していますが、川口OMが活躍されていた時期の太陽活動状況と照らし合わせながら、読み返し、内容を整理することで、現在太陽活動が極小となりつつある今の中波DXにも十分役立てることができるものと思っています。整理した結果は、このブログで公開していきます。

 川口OMは今も元気でいらっしゃるのでしょうか? もしお会いできるのであれば、是非当時のお話し等を聞かせてもらいたいと思っています。もしこのブログを読んでくださった方で、川口OMの連絡先をご存知の方がいらっしゃいましたら是非ご教授いただければ幸いです。

DX年鑑の記事

月刊短波の記事。当時、BCL技術研究会が立ち上がっており、中波の遠距離電波について議論がなされていた。

Friday, August 31, 2018

ロシア語便利帳(備忘録)


ここでは、自分が使っているインターネット上のロシア語の教材を紹介します。
自分の備忘録でもあります。必要に応じて更新していきます。

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【ロシア語アルファベット関連】
1.ロシア語アルファベットのブロック体の書き順を紹介
2.ロシア語アルファベットのブロック体の書き順を紹介1(動画)
3.ロシア語アルファベットのブロック体の書き順を紹介2(動画)
4.ロシア語アルファベットの筆記体の書き順を動画で紹介
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Wednesday, August 29, 2018

ロシア語への挑戦(1)

 ひょんなことから、ロシア語に興味を持ち、ネットの力を使って独学でどこまでできるのかやってみたくなり、一年程前から、悶々としながら学習しています。とは言っても毎日勉強する時間を確保しているわけでもなく、進捗は極めて遅いです。とりあえず、ロシア語の子供向け絵本を読んで理解できることを目指します。このブログでは、私の体当たり学習について書いてみようと思います。頓珍漢なことも書くかもしれませんが、ご了承ください。

 ロシア語の子供向けの本は、例えばINTERNATIONAL CHILDREN'S LIBRARYで見つけることができます。またロシア語音声にしたければ、この本のテキストをTTSMP3.comでロシア語の音声に変換することができます。例えば、

Все когда-то слышали историю о Золушке. Эта история о девочке, которая потеряла своих маму и папу и была оставлена с теми, кто не мог любить её также сильно, как её родители.


という文章(これは子供向けの本に書かれている文章ですよ。)をTTSMP3.comで音声に変換してみると、



 のようになります。意外といい感じのように聞こえますが、ロシアの友達の聞かせたところ、ちょっと変なところがあるんだそうです。Золушкеはシンデレラ(名詞で、ここでは、語尾がeとなっていて前置格になっている)のことなんですが、この発音は、このファイルの音声の音よりも、ゾルゥーシュキという音のほうがより近いようです。
(注:TTSMP3.comは、Google Chromeでアクセスするとテキスト入力枠が真っ黒になり使い勝手が悪いです。Internet ExplorerかMicrofost Edgeなら真っ黒にはなりません)

さて、最初の一文を見てみます。この最初の一文だけでも、日本人には気が遠くなりそうなロシア語の世界があるわけです。

Все когда-то слышали историю о Золушке.
誰もが、どこかでシンデレラの物語を聞いたことがある。

という訳になろうかと思いますが、聞く、耳にするという動詞cлышатьと、物語という名詞историяは、下記の赤字で示すように、語尾が様々に変化します。これらは格変化と呼ばれています。この格変化には一定?のルールがあるようなのですが、私はまだ体得できていません。どうやって体得できるのか? ロシア人は本当に正確にこれらを憶えているんだろうか?と謎だらけです。特にロシアの子供達も本当にこんな語尾変化を簡単に操っているんだろうかと疑心暗鬼になってしまいます。しかし、これがロシア語のリアルな世界であるわけで、私のロシア語習得の前途多難?な旅は始まったばかりです。




Monday, August 27, 2018

My impression of Ham Fair 2018

   I went to Tokyo Ham Fair 2018 at Tokyo Big Site on Aug.26.  It was such a hot and sticky weather, and I felt like I was in a steam oven or sauna.

今日は茹だるような暑い日でしたが、ハムフェア2018を見に、東京ビッグサイトへ行ってきました。



   Today was the second day of the fair so that the number of visitors didn't seem to be so many. Japanese transceiver manufacturer like KENWOOD, YAESU and AOR were exhibiting their transceivers and their accessories at each booth. The exhibits were not so new things to me. The colourful display of SDR such as waterfall and frequency spectrum has already been a standard function of amateur radio transceivers. The basic concepts of reception dynamic range enhancement and noise cutting have not changed at all.  The large and heavy u-tuning circuit unit made by YAESU was eye-catching to me, but the technique is very old-fashioned one that was used in a rocket-shaped crystal radio in my elementary school days. But there must be some know-hows to achieve high resonant Q value of the circuit by choosing optimum devices and case.


今日は、2日目だったということもあり、来場者の数はそれほど多くありませんでした。ケンウッドや、ヤエス、AORといった大手の展示ブースを見て回りましたが、内容的には特に新しいものは感じられませんでした。SDRではおなじみのカラフルなウォーターフォールや周波数スペクトル表示機能は、デスクトップ型のアマチュア無線機にはもはや常識となってしまっていますね。受信ダイナミックレンジ改善や、ノイズ除去技術の基本的なコンセプトはずっと変わっていないようです。大きくて重たいヤエスのμ同調回路ユニットは目を引きましたが、これも特に技術的に新しいということでもないですよね。自分が小学生の頃に売られていたロケット形の鉱石ラジオの同調回路にも使われていました。ただ、きっとケーシングや部品の選定等で、高Q値の実現等のノウハウは隠れているとは思います。

YAESUのu同調回路ユニット ダイナミックレンジのIPが4dB程改善されるらしい。
μ同調型のロケットの形をした鉱石ラジオ
ロケットの先のピンを出したり引っ込めたりするとコイルの中のフェライトコアが上下する仕組み

    Many tiny antenna analyzers were displayed in the fair. Most of them were the 1-port type. The price range was between about 28,000 yen to 50,000 yen.  
This is an introduction video of impedance and antenna analyzer SARK-110 by Seed in China. SARK-110 has a spectrum analyzer and a signal generator, and you can make the small display to big one by using your PC display too. Frequency range is from 100kHz to 230MHz. 

  ハムフェアでは、とても小さなアンテナアナライザーが沢山展示されていました。ほとんどのものは1ポートタイプです。価格は28000円から50000円の間です。この紹介動画は、中国のSeedが生産しているSARK-110というインピーダンス/アンテナアナライザーです。簡易スペクトラムアナライザー機能と信号発生器にもなります。小さな画面も、USBでPCに接続すれば、PCの大画面で測定することも可能。周波数は100kHz から230MHzをカバー。


   This is an introduction video of a new Vector antenna analyzer  FA-VA5 made by Funk Amateur in Germany. The frequency range is from 10kHz to 600MHz, much wider than SARK-110. The FA-VA5 also works with another VNWA software running on a PC via USB connection. You can see the bigger measuring screen. You can purchase a kit of this analyzer too.
こちらは、ドイツ Funk Amateur より発売された新製品 FA-VA5 ベクトル・アンテナアナライザーの紹介動画です。周波数は10kHzから600MHzと先のSARK-110より広帯域です。こちらもUSB経由で他のVNWAソフトと連携でき、大きなPC画面で測定できるようです。キットでも販売されています。

   These are very well-known, popular antenna analyzers from MFJ. The prices are also reasonable. 

  そして、こちらはおなじみのMFJのアンテナアナライザー各種です。最近はグラフ表示できるものが増えていますね。お値段も手頃です。


  Well, What kind of analyzer do I want?  I would say I want to have a VNA for 2 port measurement. Measurement of input-output characteristics of filters needs the function. To design and make good filters and resonant circuits, a VNA for 2 port measurement is very helpful.  Many OMs who introduce their good hand-made circuits on their blogs seem to have instruments like these VNAs. I am interested in miniVNA Pro2.0 from mini Radio Solutions now.

   では、私がどんなアナライザーが欲しいかと言えば、2ポート測定ができるものでしょうか。フィルター特性等の入出力特性を測定しようとなると2ポート測定ができるものが欲しくなります。結局のところ、きちんとした特性のあるフィルターだとか、共振回路だとかアンプ等を作ろうとすると、最低、信号発生器(SG)とオシロスコープがあれば測定は出来なくはないですが、こういったVNAがあるととても便利ですよね。素晴らしい自作品を多数発表されているOMさん達の様子を見ているとたいてい、こういったツールはお持ちでいらっしゃるようです。今、自分が気になっているのは、mRS社のminiVNA Pro2.0 です。